光触媒技術の原理と実例化

日本でその原理が発見され、実用化された最先端技術「光触媒」。

その発見から40年、光触媒は国際規格化、室内光反応型の実用化という、大きな節目を迎えています。

環境問題への関心が世界的に高まりつつある今、ますます注目の集まる光触媒はどんな産業展開を見せているのか?

現在最も活発な科学技術研究分野の一つですので、ぜひご参考にしてください。

光触媒の概要
酸化チタンの知識
光触媒の応用事例
光触媒の進化と可能性

光触媒研究開発の経緯

藤嶋昭氏はコピー機用の新たな感光材料の基礎研究を行っていました。

硫酸ナトリウム水溶液中で酸化亜鉛や硫化カドミウムなどの酸化物半導体や硫化物半導体を一方の電極とし、 もう一方を白金電極とした回路を作製し、そこに光を当てると電流が流れる現象が知られていました。

この現象は酸化亜鉛が溶解することで電流が流れるのだろうと予測されていた。

他の酸化物半導体ではどうだろうかと考えていた時に、偶然入手できた酸化チタンの単結晶を一方の電極とし、 もう一方を白金としてキセノンランプの光を当てる実験を試みる。

すると両方の電極から泡が生じ、酸化チタンからは酸素が、白金からは水素が出ました。

その後数日光を当て続けても酸化チタンは一向に溶解していないことが判明し、 このときはじめて光によって水を酸素と水素に分解できていることが判明しました。

メール

▲ページの上にもどる